求人を出しても応募が来ない会社が採用動画で変えられること――ミスマッチと応募数の壁を越える方法

公開日: 2026年7月4日

求人票を出し続けているのに、応募がほとんど来ない。来たとしても「こんな仕事だと思っていなかった」とすぐに辞めてしまう。採用動画・求人動画への関心が高まっているのは、まさにこの二つの壁を越える手段として注目されているからです。

特に建設業をはじめとした現場系の仕事では、仕事内容のイメージが求職者に伝わりにくいという構造的な課題があります。文字と写真だけの求人票では、現場の雰囲気も、一日の流れも、一緒に働く人たちの顔も伝わりません。

福岡を拠点に採用・求人動画を手がけるスタジオナナでも、「応募が来ない」「ミスマッチで早期離職が続く」というご相談を多くいただきます。この記事では、採用動画が何を変えられるのか、どんな企業に向いているのかを、現場の実感をもとに整理しています。

応募が来ない本当の理由は「見えないこと」にある

スマートフォンで求人情報を見比べる求職者
イメージ:求職者は複数の求人を見比べながら検討している

求人票に給与・待遇・仕事内容を書いても応募が来ないとき、多くの場合「その会社で働くイメージが持てない」という状況が起きています。求職者は複数の求人を比較しながら検討しています。そのなかで、雰囲気や職場の空気感が伝わらない会社は、候補から外れやすくなります。

採用動画・会社紹介動画は、この「見えない部分」を映像で補う手段です。現場の様子、先輩社員の話し方、仕事の一場面を見せることで、求職者は「ここなら働けそう」という感覚を持ちやすくなります。

文字では伝わりにくい「空気感」を届けられるのが、動画の最も大きな役割のひとつです。

ミスマッチはなぜ起きるのか、動画はどう防ぐのか

「こんな仕事とは聞いていなかった」という言葉は、採用担当者にとって最もつらいフィードバックのひとつかもしれません。入社後すぐに離職されると、採用コストも教育コストも失われます。

ミスマッチの多くは、入社前に現場の実態が伝わっていないことから生じます。求人動画で入社前にリアルな現場を見せることは、ミスマッチと早期離職の予防策になります。

「きつそうだな」と感じた人は応募しません。「これなら自分にもできそう」と感じた人が応募してきます。結果として、入社後のギャップが小さくなり、定着率の改善につながりやすくなります。

「リアルに見せる」ことが採用ブランディングになる

採用ブランディングとは、自社で働くことの魅力を継続的に発信し、求職者に選ばれる会社になることです。華やかに見せることではなく、実態に即したリアルを伝えることが、長く働いてくれる人材との接点をつくります。

採用動画は、その最前線のツールになり得ます。完成された演出よりも、現場のドキュメンタリー的な映像が「嘘がない」と受け取られやすい傾向があります。

軽量・少人数でも高クオリティを出せる理由

現場で撮影する少人数の映像クルー
イメージ:業務を止めない少人数・軽量機材の撮影

スタジオナナの撮影現場では「もう終わりですか?」と驚かれることがあります。大人数のスタッフと大量の機材を持ち込むスタイルではなく、軽量機材・少人数でテンポよく撮影を進めるのが特徴です。

ディレクターとカメラマンを兼任することで、無駄な人件費を省きながら、判断の速さと映像の質を両立しています。「こんな機材でこのクオリティが出るの?」と言われることも珍しくありません。

現場を止める時間が短いことは、採用動画の撮影において特に重要です。稼働中の現場で長時間撮影するのは難しいことが多く、スピーディーに進められることが実際の現場では大きなメリットになります。

ブライダル映像のセンスを企業動画へ

スタジオナナの出発点はブライダル(結婚式)映像です。結婚式という一度しかない瞬間を撮り続けてきた経験は、被写体への自然な働きかけ方や、感情が動く瞬間を捉える感覚として、企業動画にも活きています。

従来の企業向けCM・会社紹介動画の制作では「古い手法・大がかり・高コスト」という印象を持たれることがありますが、ブライダル品質のセンスを企業動画に持ち込むアプローチは、新しい会社紹介動画の形として評価をいただいています。

フリーランスへの依頼で起きやすいリスク

映像クリエイターの個人・フリーランスが増えたことで、動画制作の選択肢は広がりました。しかし業界全体として「連絡が途絶えた」「納品されなかった」「お金だけ受け取って姿を消した」という被害の構図が生まれています。

特定の個人を否定するつもりはありませんが、依頼先が会社組織かどうかは、リスクヘッジの観点で重要な判断基準になります。 会社として継続的に事業を行っている制作会社であれば、責任の所在が明確で、万が一のときの対応窓口があります。

ある私立学校から生徒募集動画(学校にとっては求人・募集に相当するもの)を受注したケースでは、その後、他社(より安価な選択肢)に乗り換えがありましたが、うまくいかずスタジオナナに戻ってきた経緯があります。担当者の方はずっとスタジオナナを支持し続けてくださっていました。安さを優先して失敗し、戻ってくる――この構図は珍しくありません。

採用動画の費用感と選び方の目安

採用動画・求人動画の費用は、内容・撮影日数・仕上がりの長さによって変わります。スタジオナナでは、ご予算に合わせて複数のプランを用意しています。「予算はいくらですか?」だけで終わる相談より、「このくらいの予算でこういうものを作りたい」と具体的な希望をお伝えいただくと、提案がスムーズになります。

確認しておきたい項目内容の目安
撮影日数半日〜複数日(現場の規模による)
完成尺1〜3分程度が採用動画の一般的な目安
用途求人サイト掲載・自社HP・SNS活用など
出演者自社社員・モデル起用どちらも対応可
修正回数プランにより異なる

出演者については、自社の社員が辞めたときに動画を差し替えなければならないというリスクがあります。モデルを社員役として起用することで、長期間使い続けられる動画に仕上げることも可能です。

まとめ

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