採用動画は高い?求人広告費と比べた費用対効果を正直に解説

公開日: 2026年8月18日

採用動画の制作を検討するとき、「高そう」という印象が先に来て、話が進まないケースは少なくありません。しかし、その「高い」という感覚は、何と比べているかによって大きく変わります。

求人広告は掲載のたびに費用が発生します。1回の掲載で採用できなければ、また費用をかけて次の掲載をする——この繰り返しに気づかずコストを積み上げている企業は多いです。採用動画はつくれば繰り返し使える資産になる、という視点で考えると、費用の意味が変わってきます。

この記事では、求人広告と採用動画の費用の性質の違いから、「動画にお金をかける意味があるのか」という問いに正面から向き合います。福岡を拠点に採用動画・求人動画を制作しているスタジオナナの現場の実感を交えながら、誠実にお伝えします。

求人広告と採用動画、費用の「性質」がそもそも違う

オフィスのデスクで企業の採用担当者がパソコン画面に向かい、求人掲載の費用を確認している場面、自然光、落ち着いたビジネストーン
オフィスのデスクで企業の採用担当者がパソコン画面に向かい

求人広告は「掲載期間中しか効かない」費用です。掲載が終われば、その費用の効力もなくなります。採用できなかった場合は再度費用が発生し、採用できた場合でも次の採用のタイミングになれば、また同じコストがかかります。

採用動画は、一度つくれば何度でも使えます。求人サイトへの掲載、自社ホームページへの埋め込み、会社説明会でのスクリーン投影——同じ動画が繰り返し機能し続けます。制作費を使った回数で割るほど、1回あたりのコストは下がっていく構造です。

費用を比べるとき、「初期費用の大小」だけを見るのではなく、「何年・何回使えるか」を合わせて考えると、採用動画の費用対効果の見え方が変わります。

採用動画の費用が「高く見える」本当の理由

採用動画の制作費が高く感じられる背景には、求人広告との比較方法のずれがあります。求人広告は月単位・掲載単位でコストを支払うため、1回あたりの金額は小さく見えます。一方、採用動画は制作費を一度にまとめて支払う形なので、金額が大きく映りやすいのです。

たとえば、求人媒体への掲載を複数回繰り返した場合の累計費用と、採用動画の制作費を並べてみると印象が変わることがあります。

費用の種類発生のタイミング使える期間・回数
求人広告費掲載のたびに発生掲載期間中のみ
採用動画制作費制作時に一度発生繰り返し・長期間使用可

この表のように、費用の「性質」が根本的に異なります。どちらが良い・悪いという話ではなく、目的と使い方に合わせて組み合わせるのが現実的な考え方です。

採用動画がもたらす効果——応募数以外のところにも

採用動画の効果は、「応募が増えるかどうか」だけではありません。スタジオナナの代表が現場で実感している効果として、次のような声があります。

  1. 応募者とのミスマッチが減る
    動画で入社前にリアルな職場環境や社員の声を見てもらうことで、「聞いていた仕事と違う」という早期離職の原因を事前に防ぎやすくなります。
  1. 社内の一体感が生まれる
    撮影の過程で、普段は交流のない部署・現場をお互いが見る機会になったという声があります。「外への発信以上に、社内の良い機会になった」という言葉が現場から出ています。
  1. 企業の見られ方が変わる
    「しっかり映像もプロに頼んで作ってある=しっかりした企業」という見られ方をする、というのが現場の実感です。映像の質が、会社全体のブランドに影響します。

これらは採用動画を「費用」ではなく「投資」として捉えるときに見えてくる副次的な価値です。

「社員が辞めたら動画が使えなくなる」という心配への答え

採用動画の相談でよく出てくるのは、費用の話よりも「社員を出演させて、その社員が辞めてしまったら動画が使えなくなるのでは」という不安です。

これは現実的な心配です。退職した社員が映り続けている動画を使い続けるのは、会社にとっても当人にとっても好ましくありません。

この課題に対して、モデルを起用するという方法があります。社員役のモデルを使って動画を制作すれば、特定の社員の在籍状況に関わらず、長く使い続けられる動画になります。採用動画を資産として長期活用したいのであれば、制作時点でモデル起用を検討することが、費用対効果を高める現実的な選択肢の一つです。

動画の質が低いと、逆効果になる可能性もある

【福岡 採用動画】求人応募につながる社員インタビュー動画|平川燃料様 クロストーク制作実績

採用動画はつくれば何でも良いわけではありません。インタビューが棒読みで「言わされてる感」が出ている動画、画質が悪く顔色が悪く映っている動画——こういった動画は、求職者に良い印象を与えないだけでなく、会社のブランドを損なう可能性があります。

自社でスマホ撮影を試みたものの、うまくいかずに制作会社に依頼し直すケースは実際に多いです。自作で十分に仕上がるなら最初からそうしているはずで、「うまくいかなかった」という現実が依頼の背景にあることがほとんどです。

プロの撮影では、機材だけでなく「人の扱い」の技術が品質を左右します。たとえば、「テスト撮影です」と伝えながら実際には本番を撮ることで、社員が緊張せず自然な表情・言葉を話せる状態をつくる——こうした現場のノウハウが、見ていて自然な動画を生み出します。

品質の低い採用動画は、費用をかけても資産になりません。動画の質が採用ブランディングに直結することを念頭に置いて、制作会社を選ぶことが重要です。

制作会社を選ぶときに確認しておきたいこと

動画制作会社を選ぶ際、ホームページを見ると法人に見える会社でも、実態は1人社長でフリーランスと変わらないケースがあります。フリーランスが悪いわけではありませんが、ドタキャン・品質のばらつき・レスポンスの遅さが起きて、改めて別の制作会社に依頼し直すケースは実際に発生しています。

制作会社を選ぶときに確認しておきたいポイントをまとめます。

  1. 組織体制を確認する
    担当者が複数いるか、万が一のときに対応できる体制があるかを確認しておきます。
  1. 過去の実績を映像で確認する
    「映像が綺麗」かどうかは実際に動画を見ればわかります。採用動画の実績が複数あるかどうかも確認します。
  1. 納期の柔軟性を確認する
    採用時期に合わせた制作が必要なこともあります。スタジオナナでは、最短で依頼から納品まで1週間というケースもあります。急ぎの案件に対応できるかどうかも、選ぶ基準の一つです。
  1. 費用感を事前に共有する
    「予算はお問い合わせください」だけで何も情報がない会社は、問い合わせのハードルが上がります。制作実績とともに費用の目安を公開している会社の方が、最初の相談がスムーズです。

まとめ

採用動画の費用について「高いかどうか」ではなく「何年使えるか・何回使えるか」という視点で考えると、判断の軸が変わります。採用動画・求人動画の制作について、具体的な費用感や制作の流れを知りたい方は、まずはメールでお気軽にご相談ください。

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